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2021年4月12日 (月)

『大阪弁おもしろ草子』「けったくそ悪い」を読んで その12

「クソミソ」(p.68)は国語辞典にも載っている。

漢字で、「糞味噌」というのは、そのままだが、食欲はわかない。

 

「価値のあるものとないものとの区別ができないさま」の意味も分かるが、「ぼろくそ」の方が私には一義的。

ぼろくそにも「糞」がついてる。ぼろかすより、ぼろくその方が、ひどい感じがする。

 

クソ力、クソていねい(p.68)も、もとは大阪弁なのか?

キン肉マンの「火事場のくそ力」も、よく考えたら、ゆでたまごって2人とも大阪出身やし。

 

接頭辞として、クソ真面目のような語も生み出せば、接尾辞として、ヤケクソ、ヘタクソのような語も生み出す。

クソをつけることに品があるとは思えないが、これらならヒントは関係なく共通語としても使われている。

 

このあたりの起源については、ちゃんと調べてはいない。

日国か、大阪弁辞典あたりを見れば、少しは分かるかもしらんけど。

 

かた結びのことを「クソ結び」(p.68)と言うようだが、田辺さんも聞いたことがないとのこと。

私も聞いたことはない。だが、たぶんそうやろなと言う程度の想像はついてしまう。

 

 

 

 

「クソミソ」のアクセントは、LLLH。

 

「クソ」は、HL(~LH)。

 

「ボロクソ」は、HHHH。

「ボロカス」は、HHHH。

 

「クソヂカラ」は、HHHLL。

「クソテイネイ」は、HHHLLL。

 

「クソマジメ」は、HHHLL。

「ヘタクソ」は、HHHH。

「ヤケクソ」は、LLLH。

 

「クソムスビ」は、HHHLL。

 

 

その13につづく。

 

 

 

 

 

 

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