« 『大阪弁おもしろ草子』「そやないかいな」を読んで その14 | トップページ | 『大阪弁おもしろ草子』「そやないかいな」を読んで その16 »

2020年5月 6日 (水)

『大阪弁おもしろ草子』「そやないかいな」を読んで その15

「だッ」「だす」「だっせ」「だっか」「でっせ」「でっか」(p.53)は、田辺氏の周りの男性ではまだ健在のようである。

1984(昭和59)年ごろの感覚である。

 

私は当時は中学生。

この語形は、私の世代ではすべて使われていないと言える。

 

前者4つは、古めかしさしか感じない。後者2つは、さんまさんぐらいしか使ってない。

そんな感じであった。

 

吉本がDESSE JENNY(デッセジェニー)を作ったのは1987年。

さんまさんが、銭でっせを引っくり返して命名したと。

 

ときめきタイムリーで、ダウンタウンがさんまのような大阪弁を東京で使うのはどうかと相談していた。

ということで、ダウンタウンの世代(1963年生まれ)でもこれらの語形は、使用語彙ではないと言える。

 

「ほんまでっかTV」の「でっか」も、ネタとしか思えない。

さんまさんは1955年生まれだが、この世代は実際に使っていたのかが分かれる世代では。

 

1984年に1955年生まれは、29歳。

翌年、今年で30、知っとるケのケを歌うことになる。

 

田辺さんは1928年生まれ。1984年は56歳。

10歳下が使っていたら健在という感覚で、それより下だと若い人でもと書くような気がする。

 

 

 

「デッセジェニー」のアクセントは、LLLHLL。

「銭でっせ」は、LLHLL。

 

「ほんまでっか」は、LLLLLH。

 

 

 

その16につづく。

 

 

付記

ときめきタイムリーの話は、「上方芸能の都々逸について」で少し触れた話。

執筆した後、刊行前にタイヘイ夢路さんがお亡くなりになったのを契機に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

« 『大阪弁おもしろ草子』「そやないかいな」を読んで その14 | トップページ | 『大阪弁おもしろ草子』「そやないかいな」を読んで その16 »

ことば」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 『大阪弁おもしろ草子』「そやないかいな」を読んで その14 | トップページ | 『大阪弁おもしろ草子』「そやないかいな」を読んで その16 »

フォト
無料ブログはココログ

人気ブログランキング

2020年8月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31