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2020年4月

2020年4月10日 (金)

『大阪弁おもしろ草子』「そやないかいな」を読んで その14

「あんたのこと、聞いたしィ」

「何聞いたン。誰に聞いたン」

「○○サンに聞いたしィ。この秋に結婚する、いうてはったしィ。ほんまか。言いよし」(p.53)

 

「~よし」は女性語であるが、日常生活でほぼ耳にした記憶はない。

ドラマか映画か、何らかのフィクションで喋っているのをというのがかすかな記憶である。

 

ただ、作品名を思い出せない。

そういう記憶力は、途端に低くなるのというのが、私の脳である。

 

娯楽ものなら思い出せることはあるのだが、文芸作品となるとまるでダメ。

小説を読んでも筋が頭に入らないは、今は老化によって拍車がかかっている。

 

だから、民話などを記述調査するのは向かないだろうと思っている。

シナプスの大量死が終わってからは、文学作品に対する記憶はほぼ残らないようになった。

 

シナプスの大量死って子どものころやから、老化は関係ないやんけ。

そんな分かりにくいボケをするな、というのは無視して話を進める。

 

気になるのは、「しィ」。これが、田辺さんの世代から見て若い人では廃れているとのこと。

京都にはあるが大阪では使わないと。連載時1984~85年ごろの感覚である。

 

「しィ」はそんなに廃れていたんかなあと思いつつ、これは自身がない。

まず、女性語なので、自身で内省はできないので。

 

当時の女の子の口調はさすがに思い出せない。

香ちゃん、そんな言い方してへんかったよなあとは思いつつ、してたんかもしらん。

 

だから、イントネーションが浮かんでこない。

この音調が分かれば、脳への刺激が賦活して、記憶が甦るかもしれないのだが。

 

 

「~しィ」「~よし」のイントネーションは自信がない。

「~しィ」は高平でいいんだろうか。

「言いよし」は、HHLLで行けそうな気がするけど。

 

それ以外のアクセントは示しておく。

「あんたのこと、聞いた」は、LLLL HL HLL。

 

「何聞いたン」は、LL HLLL。

「誰に聞いたン」は、HHH HLLL。

 

○○には仮に山田を入れておく。

「山田サンに聞いた」は、LLLLLL HLL。

「この秋に結婚する」は、LL LHL HHHHHH。

「いうてはった」は、HHHHLL。

「ほんまか」は、LLLR。 LLHLというとさんまさんの感じになって、私の母方言ではなくなる。

 

 

その15につづく。

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