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2017年1月 1日 (日)

『大阪弁ちゃらんぽらん』「ねちこい」を読んで その2

さて、私が使う「ねちっこい」にはプラスの意味は皆無で、マイナスの意味しかない。
「粘り強い」「ひつこい」のプラスのニュアンスは「ねちっこい」ではすべて消える。

基本的にものには使わない。
同書にしばしば出てくる「ビッチクソ」(これは私は逆に「ビチクソ」)のような軟便には使えない。

動物を擬人化する性格でもないので、人間以外の生物にも使わない。
動物に使わないのは、私が動物の性格に興味がないから。

だから、動物を愛玩できる人なら、動物の負の行動の背後にどんな感情があるか読み取れるだろうから、使ってもおかしくはない。
よって、動物に使えるか否かは個人差があると思われる。

基本的には、「ひつこい」にねちねちしたくどさが加わった感じ。
「ひどく陰険で奸譎[注]な感じがする(p.132)」には激しく同意できる。

根にもって同じことを愚痴る、怒るタイプもねちっこい人ではあるが、私の中では優先順位は低い。
ねちっこいは、男と女が別れて後に、どちらかが関わろうとしている時に浮かびやすい。

そこは愛情と憎悪が渦巻く世界。ドロドロ感があるから、粘着質になるのか。
えん魔くんはカラッとしてるが。それはドロロンやった。

閑話休題。「よりを戻してくれ」も1回なら分からなくないが、繰り返されるとねちっこい。
「別れてくれ」にはねちっこさは感じない。

「いや、別れない」は、何度もそうであればねちっこさを感じる。
冷めきった態度であっても、良好な継続とは別の意図があって言ってる場合なら、ねちっこさを感じることがある。

まあ、そういう関係をややこしいと思うのは、言わずもがなである。





「ビチクソ」はLLLH。
「ビッチクソ」はLLLLH。





その3につづく。






[注]
奸譎(かんけつ(原文ママ)):よこしまで、心にいつわりが多いこと。



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