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2016年10月21日 (金)

『大阪弁ちゃらんぽらん』「ややこしい」を読んで その2

藤本義一サンは、「ややこしい」という語は、
ややこから来てるのとちがうかなあ」
などといっていられた。(p.97)


ややこは赤ちゃんのこと。私の言い方では、「やあこ」で、こっちではめったに使わないが、すぐに使える言葉である。
語源分析というのは好きではないが、これは「おとなしい」と対比すると案外間違ってないような気がする。


牧村史陽氏によると「漸々子(ややこ)」から来ているといわれるが、これはシャレにしても愉快である。(p.87)


明確な根拠はないけれど、この「ややこ」の語源説は支持できそうにない。
直感では「やや」はオノマトペ、「こ」は指小辞のような気がするんで。

赤ちゃんは、昔からめんどくさいものだったんだろうか。
そう考えると、この言葉は女性より男性発信かもしれない。

まあ、赤ちゃんを愛する男がいないわけではないが、愛情を注ぐ度合いは女性の方が大きい気がするんで、不愉快、めんどくさい、関わりたくないにはなりそうにもない。

さて、「わけのわからぬことをいう人」を「ややこしいこと、いう人」以外に、「ゴテる奴」(p.99)という言い方が出てきているが、これは知らない。

聞いたことがないので、アクセントが「LHL」なのか「LLH」なのか、内省がきかない。
「ゴテ助」も使用語彙でも理解語彙でもないが、「LHLL」だろうと思う。




「ややこ」のアクセントは、LHL。
「やーこ」のアクセントも、LHL。



その3につづく。






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