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2016年8月26日 (金)

『大阪弁ちゃらんぽらん』「こまんじゃこ」を読んで その5

もないぴんが りもせんこと じゃごじゃと
ろくでもないこと 面鳥 ったろか、うたろか、んでいけェー (p.80)


いつの時代にも数え歌はあるものである。この手の罵詈讒謗のものははじめて知った。
私は「ごじゃごじゃ」やのおて、「ごちゃごちゃ」やろなあと。


一つ二つ禿がある 三つ醜いはげがある 四つ横にも禿がある
五ついつもの禿がある 六つ向こうに禿がある 七つ斜めに禿がある
八つやっぱり禿がある 九つここにも禿がある 十でとうとう禿ちゃびん


これは、私が覚えている数え歌だが、汎用性はない。
そして、これを人相手に使える機会はめったにない。


アーメン、ソーメン、冷やソーメン
蜜柑、金柑、こちゃ好かん    (p.81)


前者は私も使っていた。だが、教会を通る時にではない。
単純に素麺を見た時に使う、ただのブリッジに過ぎなかったと思う。


ヨロガワノ、ミルノンレ、ハラ、ララクラリ (p.81)


河内弁を諷したもののようで、「淀川の水を飲んで、腹ダダ下り」を指す。
ダ行がラ行になる河内弁の癖を使っている。私は知らない表現。

ダがラになってしまうのは、舌先が歯の裏~歯茎あたりに接触する時間が短いから。
試しに、「アダナ」「アラナ」、「ウドン」「ウロン」と発音してみれば実感できる。


指切りかみきり、嘘ついたもんは、深い川へはめよか、浅い川へはめよか、
どうでも大事(だん)ない、深い川へどぼーん   (p.81)


いわゆる「指切りげんまん、嘘ついたら針千本飲ーます」の大阪弁バージョン。
これも全く知らない。どの世代までが使っていたんだろうか。

しかし、ひつこいぐらい長いな。なんかはじめから深い川に誘導されているのが怖いが、針千本よりはましかもしれない。いや、ましでないかも。


メメズもカエルもみな、ごめん  (p.81)


子どもにしょんべんをさせる時に言う言葉。ミミズやカエルに謝るんやから野しょんべんか。
都会暮らしが長い私には分からないのどかな表現である。

これは日常生活より、坂田利夫さんのネタで脳内に焼き付いている。
「ミミズもカエルもみなごめん じょんじょろりーじょんじょろりー じょんじょろりーのぱっぱ」

アホの坂田こと坂田利夫さんは、時々昔のネタを使いまわす。「あなた知らないのオホホン」がルーキー新一のネタであることを知っているのは、私より上の世代が多いはず。

とかく、こまんじゃここと子どもというのはろくなことを言わないものである。
だから、子どもなんだが。




その6につづく。
シリーズ最長になりそうな気配。












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