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2016年4月 6日 (水)

『大阪弁ちゃらんぽらん』「あほ」と「すかたん」を読んで その2

p.34に「あほ・ばか・まぬけ・ひょっとこ・なんきん・かぼちゃ・土びん茶びん・禿茶びん」が載っている。
いつの時代にもあくたれ口というのは、あるものだ。

私が子供の頃は「あほ・ばか・ちんどんや・おまえのかあさんでべそ」だった。
アクセントは「LH HL HHHHH LLLH HLLL LHL」。

本人ではなく母親を攻撃するのはたちが悪い。
「サ○○○○チ」よりはましだが。

「ひょっとこ・なんきん・かぼちゃ」は容姿への攻撃。
「土びん茶びん禿茶びん」も容姿への攻撃。
それに比べて「ちんどんや」はどこを攻撃しているのかわからない。
やかましいという意味なんだろうか。

「土びん茶びん禿茶びん」は、先の言い回しから独立していた。
そして、悪口で使うより、指さしゲームで使っていた。

「どびん」と言って誰かを指さし、指された人が「ちゃびん」と言って誰かを指さす。
指された人は「禿茶びん」と言って誰かを指し、指された人が「土びん」と言って誰かを指さす。
ひたすらこれを繰り返すという恐ろしく単調なゲーム。
スピードを上げてとちるのを待つという遊び。
今やったら楽しいのかもしれないが、積極的にやりたいとは思わない。

蛇足だが、禿については数え歌があった。

一つ二つ禿がある 三つみにくい禿がある 四つ横にも禿がある
五ついつもの禿がある 六つ向こうに禿がある 七つ斜めに禿がある
八つやっぱり禿がある 九つここにも禿がある 十でとうとう禿茶びん

ひどい話である。今でもこういう数え歌は生きてるんだろうか。

さらに蛇足だが、「あらびんどびんはげちゃびん」。
ハクション大魔王が魔法をかける時のことば。

つくづくあほな時代やったなと、しみじみ。







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