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2016年4月24日 (日)

『大阪弁ちゃらんぽらん』「えげつない」を読んで その1

「えげつない」pp.42-51

※「えげつない」についてなので、ほんまにえげつないネタも含まれております。
ご注意の上ご覧ください。
※さすがにWeb上の記事なんで、えげつない内容の注釈はやめておきます。
もし、活字になる機会があれば、全て書きます。



下品。下劣。悪逆無道。不快。
「えげつない」を使う時には、そんな状況しか思いつかない。

牧村史陽氏の翻訳では「濃厚な、辛辣な、酷烈不快」。
前者2つでは私は使わない。最後の1つが適切かと思う。

極悪非道な殺人事件を起こした犯人には「えげつなすぎるわ」。
DV夫や鬼嫁や鬼姑には「えげつないやっちゃなあ」。

少々行動がおかしい程度では使わない。
暴力的に、あるいは精神的にひどい攻撃をしている奴には、発してしまう。

あくどい商売をする商売人には「えげつない商売やなあ」。
これは著書でも使われているが、納得できる使い方。

ここには書けないようなド下ネタなら「えげつないわ」。
なんぼなんでもそれ以上は言うなという時に言うだろう。

だから、ここには書けない漫画やアニメ、写真や映像でもそう言う。
相当ひどい猥褻さに対して、そう評価する。

昔は、ポルノ映画の看板や、ストリップ劇場の宣伝でもえげつないのがあった。
もちろん、エロ系だからだが、エロなんて軽い言葉で片付けられないレベル。

子どもの頃は意味が分からない表現は、結構たちが悪い。
白黒や聖がああいう意味で使われるのは、ある程度の歳になってから知った。

東京の踊り子小屋から見たら、猥褻極まりないもんだっただろう。
まな板というえげつなさの進出はこたえたというのは本で読んだ。[注]

「やらしい」を超越したところに「えげつない」がある。
まさに最低のレベルである。ここに愛嬌があるかないかはかなり個人差がある。

「えげつなあ」で笑えるのは、八ちゃんこと岡八郎さんのネタぐらい。
吉本新喜劇で、自分のケツの臭いをかいで「くっさあ、えげつなあ」。

たぶん自虐やから笑えるんやろう。
他人の臭いやったら、最低レベルの臭いにおいという中傷になるんで。

Photo


[注]

大阪人が書いた本ではないので、上述のように「えげつない」と言ってるわけではない。






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