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2016年2月26日 (金)

『大阪弁ちゃらんぽらん』「あかん」と「わや」を読んで その1

「あかん」と「わや」 pp.20-31

論文を書いている時を想定してみた。

行き詰って何も思いつきそうにない時に言う「あかん」。

この場合は、「あかん、寝よ」って場合が多い。

「もう何にも思いつかへんから、寝てしもて明日また考えたらええか」の「あかん、寝よ」。

自分の能力のなさへの諦めをこめて「あかん」。

〆切が近づいてきて間に合いそうにない時に言う「あかん」。

この「あかん」は、思いつかへん時の「あかん」より可愛げがない。

焦っている最中に出てくる。ただ、最近は「やばい」になってる気がする。

なお、〆切に遅れることはほぼないので、実際に使用することはほぼない。

あれこれ思いついたんだが、うまく整理ができない時は「わややな」。

その後に「あかん、寝よ」になることが多い。

自身のことを言ってるんだが、目の前のPCの画面を見て「わややな」と言ってる。

田辺聖子さんは、「あかん」を主観的発想、「わや」と客観的発想と捉えているが、割と合ってる気がする。

先の2例は諦めや焦りがによって出てくる「あかん」。ここでは「わや」は使えない。

整理できない時は、その状況を俯瞰して「わややな」。「あかんわ」と言えないわけではないが、「わややな」の方がぴたっとはまる。

「わや」には「雑多」「めちゃくちゃ」「ややこしい」といった状況が含まれ、それに対して評価するという面がある気がする。

その点で、「あかん」より「わや」は使用範囲が狭いんやと思う。










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