« 「鮨と連休と東武」2015-10-05より | トップページ | 「ねえとコミュ力と私」 2015-02-25より »

2015年10月11日 (日)

トルコ語の疑問文音調素描

トルコ語の疑問文の音調のデフォルトは、文末上昇調である。

疑問視疑問文の時には、それがそのまま実現する。
Yes-No疑問文の時には、見た目は下降調になるが、それは単なる下降調ではない。
疑問の小辞miは、アクセントとしては例外アクセントであり、直前miの音節頭に下がり目がある。そして、フォーカス機能として、直前の語の最終音節を(高くするではなく)上昇調にする指定がある。
これらをふまえて、文末にmiがある疑問文の音調を考察する。
miが文末にある疑問文では、疑問文の文末上昇調よりフォーカスによる上昇が優先され、miの直前の語の最終音節が上昇し、アクセントによる下がり目の指定で急下降する。
よって、見た目は上昇下降調となる。下降調と記述したものは、その下降の部分のみを捉えたにすぎない。
また、miが文中にあって文末になければ、文末は上昇調となる。
トルコ語の音調階層として、音調の実現の優先度は、フォーカス機能>モダリティ機能となるという仮説を立てたい。

« 「鮨と連休と東武」2015-10-05より | トップページ | 「ねえとコミュ力と私」 2015-02-25より »

ことば」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/591061/62473806

この記事へのトラックバック一覧です: トルコ語の疑問文音調素描:

« 「鮨と連休と東武」2015-10-05より | トップページ | 「ねえとコミュ力と私」 2015-02-25より »

フォト
無料ブログはココログ

人気ブログランキング

2017年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31